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あのひとのこと

まあ、しんどいですよね。
やりきれないし。
知らせを受けたときほどではないけれど、まだ頭のなかも心のなかも整理はついてないですし。
うん。
うん。
うん。

同期という言葉が正しいのかはわからないけれど、同じ新人賞を同じ回で受賞したわけです。
あっちは優秀賞でこっちは佳作だったけど。
正直、ムカつきましたわな。
いや、賞の上下はどうでもよくって、じつは当時、わたしの人生におきましては金銭的に重大な不具合が発生しておりまして……欲しかったなあ、50万! 佳作じゃ10万ぽっちだもんなあ……。

っと、下世話な話はさておいて。

だから、同期的存在だったわけで、なんというか……友達というより、仲間?
なんかそんな感じの間柄でありました。
普段、ぜんぜん連絡なんか取らなかったし。
電話もしないしメールもしなかった……ほとんど。
しなかったんだよなあ……。

ただ、年に一度ある出版社のパーティーでは、よく話しまして。
なんでだろう、けっこう一緒の席にいたような。
一次会、二次会、三次会、四次会と、朝まで飲んだりグチったり絡んだり。
気が合ったのかなあ。
合ったんだろうなあ、たぶん。
すくなくともわたしは、あのひとと一緒にいて、気を遣うことはなかったし、疲れることもなかった。
スゲー人見知りなんですけどね、自分。
なのになあ……なんでかなあ。
けっこーネガティブでね。
「しんどいわーしんどいわー」ばっかいってて。
でも嫌な感じはぜんぜんしなかった。
人を笑わせるのが上手くて。
ノリツッコミとか普通にしてたなあ。
さすが関西の人は違うなあ、とひそかに感心したのを思いだします。
ケンカなんか一度もしたことなかったねえ。
まあ、それって逆を返せば、ケンカをできるほどには親しくなかったってことなんですけども。

三年前のパーティーのとき、「もーダメやー」といつものごとくヘコんでて。
「かのこんはええよな。アニメにもなってな。売れてな」とグチられたとき、たしかちょうどえむえむもコミカライズが始まったあたりで。
「だーいじょうぶだって! 漫画化したんだからさー、すぐにえむえむもアニメになるって!」と、とくに根拠もなく慰めてた記憶がうっすら。だってあのときはだいぶ酔いが回ってたから。

で、二年前のパーティーのとき、「じつはえむえむ、アニメ化する……」と明かされて。
「うへー! よかったじゃん! これでめでたくアニメ化作家! ぼくとおなじ立場だね!」と、なにせこっちはすでにアニメ化した立場なもんだから、上から目線で褒めてあげた記憶もややうっすら。ごめん、あのときもだいぶ酔いが回ってたんだ。

あのとき、スゲー喜んでたのにねえ。

で、去年。
「よっ! アニメ化作家!」とかいってからかってやろー、なんて思いながらパーティー会場に遅刻していったら、いなくて。
なんか、体調を崩してたらしく。
残念だなー……と思いながら、いつものごとく飲んだくれて。なにせタダ酒なものですから。

それでもう、あとはそのままになるなんてねえ。

悲しいです。
もうお会いできないことが、バカ話ができないことが、グチられないことが、ノリツッコミされないことが悲しいです。
まだ正直、実感は湧いてないです。
そのうち湧くのかな?
もういなくなってしまったんだって、頭だけじゃなく、心でも納得できるときが来るのかな?
なんかさー、まださー、今年のパーティーとかでさー、会えるような気がしててさー。
「しんどいわー。あーしんどい。ホンマしんどい」
なんていつものようにネガティブコメントを聞けるような気がして……。
困ったもんだなあ。

困った。
本当に困った。

なんにせよ、もうしばらく時間が必要です。

ああ、思いだした。
互いに本を交換したりもしたなあ。
作者って見本誌を貰うんですけどね。
10冊ぐらい。
それって、最初は嬉しいものの、だんだん邪魔になってきちゃって。
だってほら、あんまりあげる人もいないし。
だから、だったらお互いに交換しない? っていって。
こちらからかのこんを送り。
あちらからえむえむを送ってもらい。
あれ、まだ途中までしか貰ってないんだけどなあ。
6巻までしか。
残りの巻、どうすればいいんだろうなあ。
買えっていうのか? まったく。
まったく……。
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プロフィール

西野かつみ

Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!
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