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台湾出張記(その2)

部屋の掃除をしたり、お仕事したり、本の整理をしたり、お仕事したり、部屋の掃除をしたり、お仕事したり、ステレオのスピーカーの位置を調整したり、お仕事したり、部屋の掃除をしたり、お仕事したり……どうして仕事を始めようとすると掃除がしたくなるんでしょうね? ふしぎふしぎ!
(ただの現実逃避です)

といいますか、じつはあんまり「仕事」という意識はなかったりするんですが。
だって男の子と女の子がキャッハウフフ! する話を考えて書くだけだしー。
いいのかな?
こんなのでお金もらっちゃって……。

とか、たまーに罪悪感を覚えたりするわたしです西野ですこれでも小説家でふ。でふふっ。
そんなわたしがキャッハウフフ! な話のおかげで台湾にお呼ばれされた出来事の続き続き。

★  ★  ★

ようやく飛行機に乗りこんだわたし。
初海外。
そして初飛行機。
だからもう、なにもかもがめずらしくてしかたがない。
うわー、なんだこれ。
なにこの座席についてるボタン?
おひょ? 押しても作動しないよ?
(離陸前は座席のリクライニングは作動しないようになっています)
わー、前の座席に液晶テレビがついてるー。
なんか映ってるー。
でも北京語だからちっともわかんねー。
うはーうはー。
とひとりはしゃいでいたら、突然、外国人のフライトアテンダント(客室乗務員)さんに話しかけられる。
英語で。

あ……あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ!

とは答えられず、あうあうあー、とひたすらあわてふためくわたし。
するとフライトアテンダントさん、ゆっくりとくり返して話しかけてくださる。
あうあうあー状態ながら、なんとなーく意味が飲みこめてくる。

「おまえ、ホンマに西野かつみけ?」

どうやら名前を確認していたようだ。
ちゃんとわたしの名前を呼んでいた。
どうして自分の名前が聞きとれなかったのやら。
日本語だぞ。
ようやく理解したわたしは、いえすいえーすと日本人らしくあいまいな笑顔を浮かべて答えるのでありました。
正直、冷たい汗が流れた。

それからはおとなしくしてました。
もう話しかけられないように寝たふりなんかしちゃたりして。

とかやっていたら、そろそろ離陸しますよー、との機内アナウンスが流れる。
ベルトを締めなさいとのお達し。
え? なに? ベルト? どれ?
なんとベルトをお尻に敷いていた!
どれだけ浮かれてんだ。
急ぎ、ベルトを締める。

そうこうしているうちに飛行機は加速を始めた。
エンジン音もヒステリックなものに変わる。
は、速い……。
加速Gがけっこうスゴイ……。
つーかつーか、わー、ちょっと待ってー!
心の準備がー!

サラマンダーより……はやーい!

と、硬直している間に、飛行機は地上を離れた。
浮いた! コイツ、浮きやがった!
で、浮いたのはまあいいんですけど、それからも飛行機さんたら激しくてイヤン。
微妙に揺らぎながら、急角度になって空を飛んでゆくものだから……ねえ。
怖かったっス。
マジ怖かったっス。
微妙に気持ち悪くもなったっス。
どこまで飛んでゆくんだろうと不安にもなったっス。
旅客機でこれなんだから、戦闘機なんてさぞかしえげつない挙動なんでしょうなあ。

やがて、飛行機は上空にいたって、安定飛行へと移る。
眼下には雲。
そして街の風景。
このあたりでようやく緊張も解け、窓から外の景色を眺める余裕もでてくる。ありがたいことに窓際の席だったもので、思う存分楽しめました。

で、だいたい十分も観賞したころでしょうか。
外の景色にも飽きる。

だってあんまり変わりばえしないしー。
ヒマなので座席の肘掛けにあった各種ボタンをいじって、背もたれを動かしたりなんだり。
わーい、楽しいなー!
ういんういんって動くよー!
機械だよー!
なんて油断していたら、またフライトアテンダントさんに話しかけられた。
うわ!
しくじった!
あー、もー、どうしよー、なにいってんのかちっともわかんねえよー、と涙目になっていたら、なにやら薄い冊子を渡される。

開いてみると……。
メニュー?

え? 食事の?
って、ちょっと待った!

だったら空港でクソ高いうどんなんか食わなくてもよかったじゃんか!

うどんのおかげで膨れてしまったおなかで、それでもせっかくだから(というよりもどうやって断ればいいのかわからなかったので)和、洋、中とあったメニューのなかから、和食を選ぶ。いま考えれば和食なんか日本で好きなだけ食えるんだから洋食にしておけばよかったなー、とか思いますがすべては後の祭り。

食べましたよ。
美味しかったですよ。
カツオのお刺身がでましてね。
ニンニクたっぷりつけて喰らいましたよ。
口臭をニンニク臭くしてやりましたよ。

なんかもう、いろいろとへこみながら、それでも飛行機は台湾へと飛んでゆくのでありました。



ってゆーか……。
このペースで書いてゆくと、終わるまでけっこうかかりそうな気が……。
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プロフィール

西野かつみ

Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!
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