西野かつみの日記(こそこそ)

ラブな物語を書いてごはん食べてるひと、西野かつみのすこしは宣伝になればいいかなーという色気まじりな日記です

わたしとマップス、その2

裸なんスよ。

いきなりなにをいってるのかとお思いの向きもございましょうが(もしかしたら、ああ、いつもどおりだな……とお思いの向きもあるかもしれませんか)、だから裸なんですよ!

そう、マップスのヒロイン、リプミラ・グァイス姐さんが、です。

このリプミラさん、本当によく脱ぐ。
脱ぐというか、だいたいは戦闘によって脱がされるんですが――ほら、スペースオペラですからして、相手の火力もハンパないわけです。リプミラさんは人造人間ですもんで、ちょっとやそっとビーム浴びたり斬られたりした程度じゃ死なないんですが、着ている服はねえ。

普段着ている服もアレなんですけどね。
ほら、スペースオペラですから。


この映像を見て、とりあえず上半身の服装はおわかりになりましたでしょ?
下も似たようなものでございます。
水着みたいなもんですよ。
前回、肌色成分多めっていった理由、理解していただけたでしょうか?

とはいえ、ちっとも下品じゃないです。
裸体であることを前提としたエロスな作品では決してない。
あえて誤解させるような説明のしかたをしているわたしが大悪人なんですが、本当にマップスは少年少女が楽しめる素晴らしいマンガですから! 萌えというよりも燃えですから!

ただ、わたしにとっては――エロかったんだなあ。
リプミラ姐さんの肢体が、たまらんかった!

いまの時代、ほら、エロスが氾濫してますでしょ?
ちょっとパソコンをネットにつなげば、けっこう簡単にアレもんでコレもんな映像が見れちゃう。
だけど十年前は、そうはいかなかった。
高校生がエロスを手に入れようと思ったら、店員のチェックが甘く、ひと目にもつきづらい穴場な本屋さんにいって、エロスな本を買うのがいちばん真っ当な手段だった。アクションカメラとかデラべっぴんとか、そういうエロスな本、知らんでしょ、若い人たちは。つーかいまでもあるのかな? たぶんないだろうなあ……。ネットに押されて、裸体グラビア中心の本は苦しいらしいしなあ……。

そんなエロスに飢えてた時代、リプミラさんの裸はねえ、すっごく美味しくて。
もうしんぼうたまらん! かったのだけど、でも、いわゆる『実用』には則さなかった。

だってリプミラ姐さん、とても凛々しいんだもん。

カッコいいんだあ。
宇宙海賊だった、というのもあるんですけどね、なんていうか、こう、余裕があるんですよ。
どれだけ敵に追いつめられていても、どこか計算している。
敵の急所を探して、ひと突きしてやろうと、狙っている。
その冷静さが、オトナを感じさせた。
まさしく『姐さん』。

でもってこの姐さん、かわいいところもあってねえ。
くわしくはマンガを読んでもらいたいんですけど(愛蔵版2巻収録)、主人公が○○だと思いこんでいたリプミラ姐さんが、じつは△△だったのを目の当たりにしたときの、そのリアクション!
そのあと、一緒にお風呂に入ることになったときの、あのリアクションも!

うっひゃー、かわええー!
とか本人の前でいったらまちがいなく刃物を突きつけられますな。

ある意味、リプミラはわたしのアイドルでした。
どのくらいアイドルかといえば、もしリプミラさんがあんなことやそんなことをされる同人誌なんか見たら、八つ裂きにするレベル。
ダメなんだもん!
リプミラはゲンとしかくっついちゃダメなんだもん!
え、おれ?
おれなんかとてもとても。
自分なんかとても、姐さんにはふさわしくありませんや……へへっ。

キモいか。
キモいだろうな。
いま軽く読み返したら自分でもキモいと思ったよ。
でもマジなんですよ。
好きすぎてダメなんです。
マップス・シェアードワールドでも、リプミラは書けなかった……書こうと思っても書けなかった。いつか書けるようになりたいけれど。でも一生書けないような気もしたりして。

さらにキモい告白をするとですね、わたしにとってマップスは現実の話なんですよ。
あ、気が狂ったと思った?
現実とマンガの区別がつかないって?

違うんですよ。
これが地球を舞台にした話なら、マンガはマンガ、現実は現実と思えるんですよ。
でもマップスは宇宙が舞台だから。
宇宙は広いから。広いにもほどがあるってぐらい広いから。
はるか遠く、宇宙のいやはてを、どこまでもどこまでも、ゲンとリプミラは女の子を助けたり星を救ったりしながら旅してるんだって――そう思ってもさあ、いいじゃんべつに!
あん?
だってリプミラ号は地球に降りたってないじゃんだって?
んなもん伝承族やらスペース・パトロールやらがどうにかしたに決まってるじゃんか! 超すげえ科学技術を持った宇宙人どもだよ、記憶操作ぐらい簡単にできるって! だいじょうぶ!

うん、なんていうか、そんな感じです。

あ、マップスはリプミラ姐さんだけじゃないですよー?
幼なじみもいるしつるぺたもいるし女騎士もいるし、ある意味で人魚というか半漁人なお姉さんもいますよっと。
  1. 2009/01/15(木) 01:59:58|
  2. マップス
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Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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ドラマCD

これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!

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