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えむえむっ! えむえむっ!
えむえむっ! えむえむっ!
えむえむっ! えむえむっ!
えむえむっ! えむえむっ!
えむえむっ! えむえむっ!

★  ★  ★

昨年の12月は、いろんな意味でタイヘンタイヘン状態でした。
締め切りとか締め切りとか締め切りとか。
(まあ、自業自得な面が多々あるんですが)

なもんで、買ったはいいけど読む暇なく積んでしまっていた本とか、録画したはいいものの観る暇なくDVDレコーダー内に録りためしてしまっているテレビ番組とか、消化しなくちゃならないものがいろいろ残っていたりするんです。

現在、いちおう、一段落ついています。
つまり、本を読んだりテレビ番組を観たりできる状態にあるんです。

ところがねえ。

不思議なもので、いつでも読めるようになると、ぜんっぜん読みたくなくなるんだこれが。
テレビ番組もおんなじ。

まったく困ったもんだ!
締め切りに追いたてられているときなんか、あれほどまでにおもしろく読めるし観れるのに(オイ)。
つまりぼくにとって本やテレビ番組は、現実逃避の手段なんだね。
だからべつに逃げたくないときは、あまり読んだり観たりする気が起きないと――。

いやいやいや。

んなこといってたら、いつまで経っても減らないじゃーん。
本とかレコーダー内の番組、溜まる一方じゃーん。

そう思って反省したわたしは、溜まった本やテレビ番組を処理することに決めたのであった。

★  ★  ★

そして、冒頭の狂気に満ちた連呼につながるわけです。
そう、読んだんです。
読んでしまったんです。
かの『ネクロノミコン』にもならぶ奇書、『えむえむっ!』を――。

ご存じでしょうか?
『えむえむっ』の名を。

登場人物が全員ヘンタ……もとい、特殊性癖の持ち主であるという、おそるべき禁書。
ライトノベルの皮をかぶったSMスナイパー。
一説によれば、読んだものはみな狂気の淵に引きずりこまれ、やがて、おのれの隠れた性癖を見つけてしまうともいわれている。

作者は「平成の団鬼六」「日本のマルキド・サド」こと、松野秋鳴氏。

さて、ここで余談ではありますが、小説には作者の人格が、いかに隠そうとしても染みだしてしまうのだといわれています。
つまり、『えむえむっ!』の作者は……いや、みなまでいいますまい。
なぜでしょう、カウンターを喰らいそうな気もしましたので。

本当は、読むつもりはなかったんです。
噂は聞いていましたから。
もし読んでしまったら、わたしもヘンタイになってしまいそうで――おっと失敬――なにかの特殊性癖に目覚めてしまいそうで、正直、恐ろしくて。
だから、書店で見かけても、あえて見ないふりまでしました。

なのに……ああ、なのに!

宅急便が届いたのは、いつのことだったでしょうか。
たしか11月のことだったか……すみません、ちょっと記憶が……ええ、おそらく、はっきりと思いだすことを脳が拒絶しているのでしょう。

うっすらと覚えているのは。
妙にその荷物が重たかったことです。
まるで、文庫本が六冊ほども入っているかのような――。
そして、配達員から受けとったとき、なぜか、ぞっとしたものを感じました。
受けとってはいけない。
本能がそう叫びもしました。
なのに、わたしの手は勝手に動き、荷物受けとりのサインをしてしまったのです。
配達員が去り、呆然と立ちつくすわたしの眼は、これまた、勝手に動き、荷物の送り主の名を見てしまいました。
ダメだ。
見てはいけない。
見てしまったら――。

ああ、なんということだ。
送り主の欄には、こう書かれていました。

『松野秋鳴』。

ひぃ。
うめきをあげ、わたしはその荷物を落としてしまいました。

★  ★  ★

なんとなくクトゥルー小説風に書いてみようと思いたってチャレンジしてみたはいいものの、どうもイマイチおもしろくならなさそう&ひどく長くなりそうなので、ここで止めておきます。

オチとしては、「ああ、うしろから荒い息づかいが迫ってくる。まるでボールギャグを口にかまされたかのような呼吸だ。よだれがびちゃびちゃと床にしたたる。わたしもそうなってしまうのだ。おそるべき『えむえむっ!』へと、そし」みたいな感じで、ブログを書いている最中に化け物に襲われましたエンドを考えていたんですが。もちろん化け物は松野秋鳴氏で。

あ、『えむえむっ!』を松野さんからいただいたのは本当です。
あ、『えむえむっ!』に関する記述も、だいたい本当です。
あ、『えむえむっ!』の作者、松野さんはナイスガイですよ! ちっともヘンタイなんかじゃないですよ! ちょっと精神が風邪を引いてるだけで……(視線を逸らす)。
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プロフィール

西野かつみ

Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!
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