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卒業

なんでかわからんのですが、若いころ、オトナになったら、もうアニメやライトノベルは読まないものだと思ってました。

この『読まない』というのは、「もう読んじゃダメなんだ、いけないんだ、だってぼくはもうオトナなのだからっ!」という決意とは違って、なんていうんでしょーか、「……読まないんだろうなあ、きっと」という、茫洋とした未来をなんとなく受け入れるような感覚です。

高校生、それも三年生のあたりがとくに顕著でして。

当時、わたしは『聖刻1029』というライトノベルのシリーズにハマっておりました。
操兵という名のロボットを駆って、砂漠を旅する話で。
その操兵、やたら冷却水は必要とするし、砂が目詰まりしないようにフィルターを定期的に掃除しなくちゃならないとか、メンテナンスが必要で。
とてもリアルに感じられてカッコよかった。
また、そのころのライトノベルって、たしかファンタジー全盛だったんですよね。
(あくまでもわたしの記憶なので、正しいかどうかの保証はありません)
わたし的に、「なーんか似たようなのばっかだなー」と思っていたときにあらわれた、『聖刻1092』。エルフはでてこない、きゃぴきゃぴしたヒロインもでてこない、乱暴者かつ単細胞な漢一匹、ポンコツな操兵を駆って、砂漠を旅するぜ!

おお、これ、あたらしいかも!
いままで読んだことないかもー!

と、ドハマリしまくり。
舞台も、西洋ではなく、あたり一面砂漠で、中近東っぽくて。
魔法もあったんですけど、『練法』なんて名前で。
魔法使いである『練法師』は仮面つけてて。
なんか違っていた。
すごく新鮮だった。
文体も固めで、当時のわたしにはしっくりきた。

で、この『聖刻1092』、おもしろいのはいいんですけど、長いんですな。
どれほど長いかといえば、いまだにシリーズが完結していないくらい。
前の巻がでてから、もう何年経っているんだという。

そこで、さきほど述べた「オトナになったらライトノベルは卒業」思想です。
とにかくオトナになったら――といっても、どういう状態がオトナなのか、高校生時のわたしはよくわかってませんでしが――ライトノベルは読まなくなるものだと思いこんでいたわたしは、高校三年生のとき、いまだ終わるそぶりを見せない『聖刻1092』に、「ああ、ぼくは最後までこの話を読むことができないんだ……」と、切なさに胸を痛めたものでした。だってオトナになったら卒業しちゃうからね。

刻は流れ、幾星霜。

いまだに読んでますな、ライトノベル。
アニメだって観てますな。00超おもしれえですな。
なんだよ、べつにオトナになったって、ライトノベル読んでいてもいいんじゃん、アニメ観ていてもいいんじゃん、おしりマウスパッドを買ったっていいんじゃん!

ただ単に、まだわたしがオトナじゃないだけかもしれませんがね!
「おれはオトナなんだぜ!」
といいきれる自信は……あまりない……。

★  ★  ★

そういえば、家におまわりさんがきた。
いや、べつにわたしを逮捕しにきたわけじゃなくって。
やましいことは数あれど、お縄をちょうだいするほどのことはやってないです!

現住居に、最近、わたしは引っ越したんですが。
おまわりさんは前入居者の様子を確かめにきたらしい。
どうやら、前に住んでいたのはお年寄りだったみたいです。だから心配して。
かくかくしかじかと事情を説明したら、ついでだとわたしの家族構成とか訊かれた。
素直に回答するわたし。
が、自分の職業を尋ねられて、なぜか「あ……ライターです」とか答えてしまう。あながち間違ってはないが、なぜ小説家とか著述業とか答えなかったのだろう。恥ずかしかったから? わからない。わからない。

あ、警察手帳、見たよ!
テレビなどでは見たことがあれど、直に眼にするのは、このときが初めて。
おー。
思ったよりちっちゃい。
あと、カバーの表にも裏にもなんもない。ただの黒い革手帳に見える。
ぱかっと開くと、なかに写真付き証明書と、警察のマーク。
へー、へー、へー。

その警察官のおじさんがおっしゃるには、最近、警察を名乗る振りこめ詐欺が多いんですと。
私服でもって実際に家にやってきて、「空き巣を捕まえたんですが、あなたの家のものと思われる通帳があったんです。つきましては、口座を停止するために、口座番号を教えてください」なんてのたまうらしい。すげえ、直に家を訪問するのかよ。身体張ってるな、詐欺グループ!
で、その際、相手はニセの警察手帳を見せるので、きちんと中身を確かめて、怪しいようだったら、もよりの警察署に確認して……といわれる。
怖。
おまけにその詐欺グループ、じわじわと北上してるらしく、そのうち、このあたりにも……とかいわれる。
超怖。
やってきたらどうしよう。
ぼくはただのライター……もとい、ライトノベル書きですよう。
犯罪者の相手は荷が重すぎるんだぜ。

世の中、いろいろと物騒になりつつあるけど、岩手のあたりは平和なままだと思ってた。
理由?
田舎だから。
だけど、近ごろは危ないのは都会だけじゃなくなってきたのかなあ。
無事に年越したいもんだ。ぷう。
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プロフィール

西野かつみ

Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!
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