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TRPG

なにごとも、初めてというのはいいもんです。

どきどきして……。
すこし怖くて……。
だけど期待に胸がおどって……。
やだ、恥ずかしい……。

というわけで、初めてのTRPG、テーブルトークロールプレイングゲームの話ナリ。

テーブルトークロールプレイングゲームとはなにか?
ものすっごく乱暴かつ乱雑かつファンのかたがたのお怒りを覚悟でいいきってしまえば、「ごっこ遊び」です。
役になりきって遊ぶ。

ファンタジー世界を舞台にしたものなら、戦士や騎士や魔法使いや僧侶やエルフっ娘になって、モンスターどもを屠り、奴らの財産を奪いとり、名を世に知らしめる。

SFの世界を舞台にしたものなら、宇宙船を駆り、星々を巡り、交易したり海賊を懲らしめたり海賊になったり賞金首を狙ったり銀河政府を敵に回したり。

現代が舞台のものも、あります。
妖怪変化と闘ったりするらしい。
かのこんのTRPGも作ろうかしら。
とりあえずパラメータに「純愛値」は必要よね。
高ければ高いほど戦闘時に有利になるけど、限度を越えると「寸止め失敗」となってペナルティとか。

★  ★  ★

というわけで、某日、わたしは生まれて初めてTRPGをやったのでありました。
お相手していただいたのは三人。
いずれも、TRPG歴ウン十年とかいう古強者のかたがた。
うちおふたりはTRPGに関わった仕事もしてらっしゃったりもするので、あとから考えてみればものすごく恵まれた環境だったように思う。でもそのときはキャラクターシートとかサイコロとか眺めて「ほえー」と感嘆の声をあげるのに忙しくて、気づかなかった。簡単にテンパりますよわたしは。

プレイしたのは、『ソードワールド2.0』。
2.0という名称からもわかるとおり、バージョンアップ版でございます。
前の『ソードワールド』というのは、TRPG界ではかなりメジャーなゲームなそうな。TRPGにはかなり暗いわたしには、「そうな」としかいえませんが。
その新作。
今年の4月に発売されたばっかり。
TRPGに関しては完全に初心者の、とれたてぴちぴち初々しいわたしがプレイするのに、じつにふさわしいシステムではありませんか。

でもすごいねー。
なんかアンドロイドみたいな種族もいたりするのねー。
武器には銃とかあるし。
ファンタジーといえばエルフ! 長耳! つるぺた! ドワーフ! 女でもヒゲ! オノ! ホビット! 足の裏に毛! 靴なし! 人間! 中途半端! 特徴なし! なイメージだったわたしには、ちょっとしたカルチャーショックでした。これが最新ファンタジーか。デカルチャーって叫ぶべきか。

「でかるちゃ……」と小声でつぶやいてるだけでは話が進まないので、さっそくプレイ開始。

まずはプレイヤー作成。
自分のキャラクターを作る。
初心者なわたしは、とりあえずなんでもできる人間で。
その後、サイコロを振ったりなんだりして、キャラクター完成。
慣れてないせいか、小一時間ほどかかったように記憶してます。
楽しかったけどね!
自分の分身だからね!
ちなみにキャラクターを作る際、いちばん悩んだのは名前をつけるときでした。
これからその名で呼ばれるわけだし。
あんまりスカした名前もどうかと思うし。照れるし。
かといってネタに走りすぎるのも、呼ばれるこっちは平気でも、呼ぶあちらがイヤだろうし。
さりとて無難なのもなー。つまんないしなー。

こうやって悩むのもまあ、楽しいもんです。

★  ★  ★

いよいよシナリオへ。
今回、シナリオは市販されているものを使いました。
『ソード・ワールド2.0シナリオ集 挑戦! 魔剣が呼ぶ迷宮』というもの。
タイトルのとおり、ダンジョンに潜る話でした。

このシナリオ集、おもしろいのは小説が載ってること。
なにやら某ハルヒっぽい先輩に強引に引きずりこまれて、TRPGをやることになってしまった気弱な男の子の話が入ってる。
なるほどなー、このほうが初心者にはわかりやすいよなー、と感心する。
ほー、ほー、ほー。

ひとしきり感心したのち、さーて、剣と魔法の世界へ旅立ちだ!

GMことゼネラル・モーターズ……じゃなくて、ゲームマスターが語る。
ちなみにゲームマスターとは、いわばゲームの進行役のこと。
ゲームマスターが舞台を語り、プレイヤーキャラ以外の登場人物を演じ(村長とか、王さまとか、捕らわれの姫とか)、モンスター役として対峙したりする。

「きみたちはいま、テラスティア大陸の北部、ザルツ地方にあるルキスラ帝国から北へ向かった場所にある村、ジレットにいる……」

と、ここまで書いて、あんまりプレイ内容には触れられないことに気づく。
だってネタバレになっちゃう。
これからこのシナリオ集をプレイする人たちもいることでしょうし……。
いくら一日20人ほどしか訪れないブログとはいえ……。

★  ★  ★

結論。
とっても楽しかったでした。
我ながら、なんだそりゃってな感想ですね。

なにをやってもいいんですね、TRPGってのは。
たとえば、とある仕事を依頼されるとする。
そのまま受けてもいい。
断ってもいい。
相手と交渉して、さらなる報酬を引きだしてもいい。
(まあ、あんまりやりすぎると、話がちっとも先に進まないんですが)
(それに、依頼を受けなくちゃシナリオが進まないってなんとな~く空気的に読めるのに、無理に断ったら……ねえ?)

穴があるとする。
縄を使って、安全を確保してから降りてもいい。
ダメージ覚悟で、飛び降りてもいい。
魔法を使って空中に浮き、ゆっくり降りてもいい。

なにをやってもいい。
このあたりは、人間同士でやるゲームの利点といえましょうか。
かなり融通が利きやすい。
とはいえあんまり無茶をいうと、ゲームマスターも困ってしまうでしょうが。

どきどきしましたよ。
戦闘のとき、相手に自分の攻撃が命中するかどうか、サイコロを振るとき。
見事当たって、やったー! と喜んだり。
見事外れて、あーうー、とヘコんだり。
魔法を使ったり。
それも、火の玉を飛ばしたりな攻撃魔法じゃなくて、地の妖精さんを呼びだして、相手を転ばす魔法を、えいやっと。
(転んだ相手は、回避率が下がる=こちらの攻撃が当たりやすくなる。また、起きあがるために1ターンを消費する=こちらに攻撃がこない)
転ばす魔法ですよ?
ドラクエやFFには、そんな魔法ないっスよ。

なんていえばいいんだろう。
TRPGって、生っぽいんですよね。
人と人で遊ぶゲームだからでしょうか。
(ゲームマスターの許可がおりるかぎり)自由だからでしょうか。
演劇に近いのかもしれない。
アドリブだらけの演劇。
結末の決まってない演劇。
それはまるで、人生のようだ……とかいっちゃうとカッコつけすぎなんで止めときます。

こんなTRPG、みなさんもぜひ!

……といいたいところなんですが、まあ、大変ですよね。
なにより、人を集めなきゃならない。
いや、三人いればどうにかなりそう、だと実際にプレイしてみて思いましたが。
ゲームマスターがプレイヤーをやるのなら、二人でもどうにかなるのかも。
だけどねえ。
まったくの初心者だったりするとねえ。

でも、わたしがプレイしたとおり、シナリオ集もございますし。
あと、リプレイという、プレイした様子を収めた本もあります。これなんかは、普通の小説としても読めないことはない。
こういうのを読んで、ためしにやってみるのもいいんじゃないでしょうかね。
たまにはアナログも悪くないですよ。
一天地六のサイの目に賭け、剣を振るうのも、ね。
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プロフィール

西野かつみ

Author:西野かつみ
西野かつみ(にしの かつみ)



もの書き。男。
第1回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作受賞。
2005年10月25日、受賞作の「かのこん」でMF文庫よりデビュー。
2008年3月現在、気がついたら「かのこん」を10冊以上出してた! びっくり!
いまのところまだ続く予定。



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これはドラマCDとは違うんですが。
アニメにともなって放送されたネットラジオを収めたもの。
耕太役の能登さんとちずる役の川澄さんがあまりに仲が良くて、聴いてるとにまにましますぜ。

アニメの後日談的内容。
ちょっとえっちでちょっぴりおバカ。かのこんの本質をあらわした内容でございます。

かのこん1巻の内容を声で。
「ああん、耕太くぅん……」「はわわわわ、ち、ちずるさぁん」どうんだうん。
聴いているとなんかこう、身もだえてしまう。だれだ、こんな甘々らぶらぶちゅっちゅっちゅな話を書いたのは! ああ、わたしか! ごめん!
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