飛蚊症、ごぞんじですか?
視界のなかを小さな虫のようなものが飛んで見える。
それを飛蚊症といいます。
わたしの場合は虫というより、いわゆるミジンコ的なものが浮いて見えます。
昔々、桜玉吉先生の漫画で視界のなかに浮かぶそれを「ミジンコピンピン」なんて表していたのが印象に深い。
おかげで目のなかにミジンコみたいなのがひゅいひゅいと飛んでいてもビビらずに済んだ。
あー、玉吉のアレだー、って。
まあ、それがいいのかどうかもアレではあるのですが。
で、その飛蚊症(orミジンコピンピン現象)ですが、わたくし、例に漏れず目が悪いもんで、物心ついたあたりから起きてはいたんですね。
なので付きあいは長い。
もう慣れちゃって、邪魔とすら感じない。
無視無視無視。
視界のなかをピンピン跳ねていても、だからなんじゃい、と。
ただ、最近、なんかそのミジンコがちょっと増えてきたような?
ピンピン量が増してきたような……あれ? あれれー?
いつもだったら無視します。
なんせ付きあいが長いですからね。
しかし、いまのわたしはちょっと違う。
なぜならば、現在絶賛無料公開中のスーパードクター漫画、K2を読みまくっていたからだ!
そう、あのスーパードクターKの続編であるK2を……!
登場人物のほんのちょっとした異変を見て、すぐさま病変を見抜きまくる主人公たち。
いかん! すぐに検査だ! ってなもんで。
そして発見される重篤な病状。
あとすこし発見が遅かったら、いまごろ……ぞぞぞー。
そんなの読みまくっていたからさあ、心のなかのKAZUTO先生が叫ぶんだよね。
いかん! すぐに検査だ! って。
このままだと死ぬぞ! って。
いや、さすがにミジンコピンピンじゃ死なねえよ。
……死なないよね?
とりあえずググるよね。
そうするとでてくるよね。
いい感じにビビらせてくる文言がさあ。
ハイハイ。
知ってる知ってる。
背中が痛いとだいたいガン。
もしくは腹部大動脈解離。
じゃあ目は?
ミジンコピンピンは?
どうなんだ?
ズバリ、でました。
網膜剥離でした。
も・う・ま・く・は・く・り。
ガーン。
いやいやいや。
そんなそんなそんな。
ビビらせようったってそうはいかないんだよね。
そう思いながら震えながら表示された各種文章を読みふけるわたし。
う、うう。
どうもマジっぽい。
い、イヤだ。
たとえ剥離しても手術すればどうにかなりそうだけど、そもそも手術がイヤだ。
目にメスなんか入れるのはイヤじゃー。
とか喚いていてもしかたがないので、いきました。
いざ眼科へ。
震えながら受付して、震えながら診療を待ちました。
14:30に受付して、すべて終わったのは17:00。
わかってはいたけど待たされすぎィ!
なんどテレビでWBCのダイジェストを見せられたと思ってんだ日本代表優勝おめでとう!
すげえな大谷選手!
結論。
とりあえず異常はありませんでした。
ただ、やっぱり網膜はいちぶ弱いところがあって、定期的に検査したほうがよいとのこと。
まあ、いいタイミングで受診できたってことかな……。
ありがとうK2無料公開。
たぶん漫画を読んでなかったら病院にはいってなかったよ……!
ただね、そうなると、視界のミジンコが増えてきたように感じていたのはいったいなんだったのだ?
気のせい?
それとも加齢?
あと、これは余談なのですが、診療の際、眼底検査なる眼球の奥を調べる検査をやったんですけど、そのとき瞳孔を開く目薬を差したんですよね。
瞳孔をガン開きにしないと先生が眼球の奥を見ることができないらしいので。
で、その瞳孔を開く薬って、3時間くらい効きっぱなしなんですよ。
もう眩しい眩しい。
すべての診療が終わって、病院の外に出たときはすでに暗くなり始めていたんですが、こんどは車のヘッドライトの光がギラギラと眩しくってしかたがない。
うおー。
視界もぼんやりしてるしぃー。
よかったぁー。
自転車で来なくてぇー。
これもあらかじめググってたからだぁー。
事前に調べるのは大事ぃー。
以上。
ウマ娘、三女神を使って育成したらバンバンUFランクが出来ちゃってビビるわたしでした。
エグいなあ……。
- 2023/03/22(水) 23:45:33|
- 日記
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